中国(上海) 貿易&コンサルティング「希比希(上海)貿易有限公司(CBC上海)」

メッセージ

王 宏 (ワン・ホン) / CBC上海総経理
  • 1978年~1990年 中国ローカル国営会社勤務
  • 1991年~1994年 日本商社の上海事務所勤務
  • 1994年~現在     CBC上海入社
● 1994年当時のCBC上海

変わりゆくビジネスの内容と質。
大切なことはお互いの理解の深さ。

1994年にCBC上海(当時は中外貿易株式会社上海事務所)に入社した時のことが、今でもありありと目に浮かんで来ます。
当時、グローバルな意識は会社も社員も決して高くありませんでした。とにかく中国の安い原料を日本や欧米先進国へ輸出し、代わりに日本や欧米先進国の製品を中国に輸入することが主なビジネスの形でした。
その後、中国では開放改革が進められて来ましたが、2000年代に入ると国や国民の経済力がかなりのスピードで強くなり始め、それまで通用していたようなビジネスはだんだん継続が厳しくなっています。
また、中国でのビジネス手法や考え方なども、大きな進化や変化を見せており、そうした経済・社会環境が激変する中国においてビジネスの成否を分けるポイントは、お互いの文化や伝統などをどこまで理解できるかという本質的なところだと言えるでしょう。

● 中国のビジネススタイル

まず事を始めてから、随時修正して行く中国。

中国の経済成長が一段と進展し、世界経済に影響を及ぼすにつれ、皆さんも中国や中国人のことを知る機会が増えたと思います。しかしながら、私たちCBC上海の社員は、例えば中日間でもビジネス手法や考え方にまだ違いがあると感じています。
よく言われるのは、中国ー特に上海の場合、まず事を始めてから、随時修正して行く考え方や方法がもっとも一般的だということです。これに対し、日本の場合は事前準備やフィジビリティスタディをしっかり行い、一度始めてしまえば簡単には修正しません。これはどちらが良いか悪いかは別にして、それぞれにメリットとデメリットがあることを認識すべきでしょう。
世界では、China Speedという言い方がよく使われています。我々の事業は、一度やると決めたらとにかく着手し、その後にマーケティングや方法、技術面について検討します。当然、非常にスピーディですが、あとからいろいろな問題が起こってくることも多々あります。
しかし、それが中国の現状です。中国でビジネスをするためには、そのような現実もある程度は認識しておく必要があります。

● 真のグローバル化を目指すCBC

グローバリゼーションとローカライゼーションの両立を図るCBC

CBCが他の日系会社と大きく違っている点は、CBCが中国の現状を重視し、できるだけ中国でのビジネスにとって適切な方法を採択し、中国の現地社員の意見や考え方を尊重し、現地社員たちに自発的に、かつ積極性を発揮させながら仕事をさせているところです。私はこれこそがビジネスの真のグローバル化だと考えています。
CBCグループは中国の大手化学企業である中丹集団と合弁会社の設立を決定し、希比希中丹(江蘇)医薬化工有限公司として、2012年10月に正式に中国での登記を完了し、年内に工場を着工予定、2013年末に完成を目指して邁進しているところです。
この合弁会社設立にあたり、今までにも様々な障壁や困難と向かい合ってきておりますが、CBC本社、CBC上海、合弁相手先と力を合わせ迅速かつ的確に問題の解決に当たり、今日に至っております。
このスピードが生まれる大きな理由は、CBC本社がCBC上海の提案や意見を最初から非常に重視し、CBC上海から提案した合弁の条件や方法が反映された結果、私たち現場の人間が担当する実務が非常にやりやすく、スムーズに行えたことにあります。

● 未来への挑戦

中国そしてCBCならではの価値を皆さまに

この合弁会社設立プロジェクトへの関わりを通じて私がもっとも感じたことは、CBCのグローバル化の思想と意識です。一般的に、このような重要なプロジェクトは本社側が主導し、現場の意見や提案などはあくまでも参考程度にしか扱われないだろうと思っていました。しかし、実際にはCBC本社の指導の下でCBC上海の提案や見解を採用してくれた過程をご覧になれば、CBCグループのグローバリゼーションとローカライゼーションがいかに進んでいるかをご理解いただけると思います。
日々のビジネスの中でこのような現場サイドの意見や発想などを大事にし、現地サイドでやろうとしていることに対してCBCグループが全面的なサポートをしてくれること。私たちが仕事しやすい環境と雰囲気を作ってくれること。それがCBCグループで仕事をする最大の魅力です。
こうした働く環境の下、これからもCBC上海として様々な挑戦を中国で展開し、世界中のお客さまにCBCグループならではの価値をご提供したいと考えています。